2012年9月24日月曜日

北米映画興行収入=「ボディ・ハント」など初登場3本が競り合い


[ロサンゼルス 23日 ロイター] 映画スタジオの推計に基づく9月21日―23日の北米映画興行収入ランキングは、初登場2作品が1300万ドル(約10億1500万円)で同額首位に立ち、3位も1270万ドルでクリント・イーストウッド主演の初登場作品が食い込むという拮抗した勝負となった。


1位は、刑事ドラマ「End of Watch(原題)」とホラー映画「ボディ・ハント」(日本公開11月17日)。


「End of Watch」は、創業2年目を迎えた独立系配給会社オープンロードにとって、過去最大のオープニング興収となった。
同社のトム・オーテンバーグ最高経営責任者(CEO)は、幅広い観客層にアピールできたことが成功の要因だと語っている。


一方、「ボディ・ハント」は、サバイバルアクション作品「ハンガー・ゲーム」(日本公開9月28日)で人気を集めた女優ジェニファー・ローレンスの最新主演作で、観客の61%が女性、70%が25歳以下となっている。


3位の「Trouble with the Curve」は、イーストウッド4年ぶりの主演作。
イーストウッドは、先月末に開催された米共和党全国大会で、ロムニー前マサチューセッツ州知事を支持するスピーチが注目を集めたばかり。


4位には、940万ドルでディズニーアニメ「ファインディング・ニモ3D」が入った。