2012年11月23日金曜日

ヱヴァンゲリヲン初号機が新宿からリフトオフ キャラバン巡回で地方補完計画

11月17日に全国公開した映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』が、その勢いをさらに日本各地に広めようと新たなプロェクトを始動した。11月23日よりヱヴァンゲリヲン初号機の地方巡回キャンペーン「ヱヴァキャラバン初号機強化計画」が展開される。
ヱヴァキャラバン初号機強化計画は、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』が公開4日で動員数100万人を突破、興行収入も16億を突破したことなどを記念して実施される。本作の関連イベントが都市圏に集中する中で、より多くのファンにその世界観を体験してもらうものとなる。
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このキャンペーンは、ドワンゴが運営するniconicoの「ニコニコ生放送:Q」とのコラボレーションとなる。「ニコニコカーEVA弾幕仕様」と2メートルものヱヴァンゲリヲン初号機がセットで、各地の劇場を巡回する。
各劇場支配人の力を借りて、それぞれのミッションをクリアしながら、次々と劇場を移動する。新しいかたちの劇場イベントとなる。
キャラバンの出発は、11月23日17時から新宿バルト9から。この様子は「ニコニコカー発進!! エヴァ初号機強化計画 第1次報告」と題して生放送も行われる。
さらに巡回を終える12月26日には、ヱヴァンゲリヲン初号機は東京スカイツリータウンに建立されるエヴァ神社に奉納されることになる。エヴァ神社は今回の企画のために建立されたもので、初号機はそのご神体になる。
ヱヴァンゲリヲン初号機がご神体となる模様も、ニコニコ生放送で中継予定だ。エヴァ神社への参拝は12月30日までを予定している。意外な人のお参りもあるかもとしており、今後の展開も目が離せない。
[真狩祐志]
ニコニコカー発進!!
エヴァ初号機強化計画 第1次報告
http://live.nicovideo.jp/watch/lv116071740
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』
http://www.evangelion.co.jp/

新鋭・能年玲奈は意外と強心臓? 「怒られてもご飯は美味しいです」

映画『カラスの親指』が11月23日(祝・金)に公開を迎え、主演の阿部寛を始め村上ショージ、石原さとみ、能年玲奈、小柳友、伊藤匡史監督がTOHOシネマズ六本木ヒルズの第1回目の上映前に舞台挨拶を行なった。
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道尾秀介の人気小説を原作に、ひょんなことから共同生活を送ることになった5人の男女が、人生の一発逆転のために一世一代の詐欺を悪徳組織に仕掛ける様を描く。
能年さんが現在、ヒロインを務めるNHKの連続テレビ小説「あまちゃん」の撮影中ということもあり、主要キャストの5人が勢揃いするのは久々。この5人が醸し出す疑似家族のようなムードが阿部さんはたいそう気に入っているようで、「無理して作るというよりも、自然と家族の和ができたと思います。自分の中で評価が高い作品です」と自信を覗かせる。
監督は「かなり粘る人だった」(阿部さん)ということで、キャスト陣はそれぞれに何度もリテイクを重ねたシーンがあったよう。監督曰く「断トツはショージさん」。ショージさんは最初の挨拶から「ありがとうございます、というよりもすいません」と恐縮しきりで「全員がセリフを覚えてきてて…『当たり前だ』と言われました」と苦笑を浮かべていた。
阿部さんは「タバコを吸うシーンは20テイクくらい重ねた」と告白。比較的自由にアドリブで演じたという石原さんは「能年ちゃんとの滑り台のシーンは重ねましたね」とふり返った。「何の違いだったんですか?」という石原さんの質問に監督は「滑り台が滑ってなかった。景気よく躍動的に行ってほしかった」と微妙な違いを説明する。
小柳さんは「牛乳を飲むシーンは、4リットルくらい飲みました」と明かす。本作のために10キロほど体重を増やし、髪形も含め大変身を遂げており「いまの感じとだいぶ違うのでそれだけで騙せたんじゃないかと思います。別人が出てますので(笑)、ご了承ください」と語った。
能年さんが演じた少女・まひろは強気でズケズケとものを言うタイプ。テイクを重ねること以上に"大先輩"の阿部さんに向かって、暴言に近いセリフを言うことがつらかったようで「阿部さんにこんなこと言っていいのかな? と怖くなりました(苦笑)。カメラ回る前に『こえぇー…』って思いながらやってました」と緊張気味にふり返る。
だが、そんな能年さんに阿部さんは「堂々としてましたよ」とニッコリ。姉役の石原さんも「能年ちゃんはテイクを何度重ねても顔色ひとつ変えずにカラッと重ねていく」と証言。そして村上さんからは「僕と似ているところがあって、怒られても普通に昼ご飯を食べてた」と意外と図太い一面を暴露され、「怒られてもご飯は美味しいです…」と恥ずかしそうに笑みを浮かべていた。
監督は「5人の作り出す時間、空気が奇妙であるけれど心地よいです」と満足そうにうなずいた。
『カラスの親指』は全国にて公開中。

能年玲奈、共演者から度胸の良さ絶賛も、阿部寛には恐縮していた!?

23日、映画『カラスの親指』初日舞台あいさつが、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて行われ、阿部寛、村上ショージ、石原さとみ、能年玲奈、小柳友、そして伊藤匡史監督が登壇。阿部をはじめ共演者が、監督のこだわりに対しての苦労話に花を咲かせた。
映画『カラスの親指』写真ギャラリー
「作品を愛している監督なので、長い時には18時間も撮影していました。僕がタバコを吸うシーンは20テイクぐらいやりましたよ」と阿部が撮影の裏話を話し始めると、小柳や村上ら共演者からも同様の訴えが上がり、伊藤監督も苦笑い。
そんな中、スクリーンデビュー間もない能年は、撮影序盤の滑り台のシーンで、何十回もテイクを重ねたという。それでも「能年ちゃんは何度テイクを重ねても顔色変えないんですよ。わたしなんてどうしようってあせっちゃうのに」と石原が度胸の良さを絶賛すると、村上も「能年さんは僕に似ていますよ。(演技のことで)怒られても、普通にご飯を食べていましたから」と追随。しかし実際は「わたしが演じたまひろはドンとしていて、阿部さんに『こんなこと言っていいのかな』ってことを平気で言っちゃう役だったので、カメラが回る前は『怖い、怖い』って思っていたんです」と胸の内を明かし、会場の笑いを誘っていた。
「擬似家族、群像劇を演じられたことは僕にとって初めての経験なのでとても満足しています」と阿部が語ると、石原も「(演じた)やひろというキャラで、(劇中)すごく遊ぶことが出来ました。わたしにとって思い出に残る作品です」と新たな一面を表現できたことに満足げな表情だった。
本作は、直木賞作家・道尾秀介の小説を阿部寛、村上ショージの異色コンビで映画化。過去に心の傷を負った詐欺師のコンビが、わけありの仲間と共に一世一代の詐欺を仕掛ける壮大なエンターテインメント作品。(磯部正和)
映画『カラスの親指』は全国公開中

石原さとみ、妹を演じた能年玲奈の“図太さ”を絶賛「顔色ひとつ変えない」

[映画.com ニュース] 日本推理作家協会賞に輝いた道尾秀介氏のベストセラー小説を映画化した「カラスの親指」が11月23日、全国279スクリーンで封切られ、主演を務める阿部寛をはじめ、共演する村上ショージ、石原さとみ、能年玲奈、小柳友、メガホンをとった伊藤匡史監督が東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで初日舞台挨拶を行った。
【フォトギャラリー】阿部寛、石原さとみら、その他の写真はこちら
本作でキャリア初となる詐欺師を演じた阿部は、「初めての雰囲気の役柄で、自分の中でも評価が高い。きっとだまされると思いますよ」と確かな手応え。初タッグとなった伊藤監督について「この映画をとても愛しているし、とにかく"粘る"監督さん。僕はたばこを吸うシーンで20テイクくらい重ねた」と振り返ると、「すべり台をすべり落ちるシーンは、テイクを重ねましたね。どんな部分にこだわっていたんですか?」(石原)、「僕は牛乳を一気飲みするシーンが大変でした。最終的に4リットルくらい飲んだはず」(小柳)と共演者も伊藤監督の粘り強さを明かしていた。
さらに石原は「玲奈ちゃんは、テイクを重ねても顔色ひとつ変えなかった。いつもカラッとしていて、何度も撮影に臨んでいた」と妹を演じる能年の"図太さ"を絶賛し、村上も「どんなに落ち込んでも、玲奈ちゃんはお昼ごはんをおいしそうに食べていた」。当の能年は「やっぱり、ごはんはおいしいです(笑)」とあっけらかん。舞台上でも共演者が認める大物ぶりを発揮していた。
映画は、プロの詐欺師・タケ(阿部)と新米詐欺師のテツ(村上)、さらに2人の元に転がり込んできた3人の男女(石原、能年、小柳)が、個々に抱える過去にケリをつけるべく一世一代の勝負に挑む姿を軽快に描く。阿部は「それぞれが自分勝手で個性あふれるキャラクター。疑似家族の群像劇を通して、5人のコンビネーションを楽しんだ」と満足げ。伊藤監督も「推理やドンデン返しも見どころですが、何よりここにいる5人が作り出す時間と空気の心地良さを大切にした」とアピールしていた。

<阿部寛>たばこのシーンで撮り直し20回 映画「カラスの親指」初日舞台あいさつ

俳優の阿部寛さんが23日、東京都内で行われた映画「カラスの親指」(伊藤匡史監督)の初日舞台あいさつに登場。阿部さんは「監督は映画を本当に愛していらっしゃるから、僕はたばこを吸うシーンでテーク(取り直し)を20回重ねました。そのシーンをぜひ探してみてください」と話した。
【写真特集】「カラスの親指」初日舞台あいさつの模様
「カラスの親指」は、直木賞作家・道尾秀介さんのミステリー小説「カラスの親指 by rule of CROW's thumb」(講談社文庫刊)が原作で、道尾さんの作品を初めて映画化した。元はサラリーマンだったが、ある事情で詐欺師となった武沢竹夫(阿部さん)は、暗い過去を持つ詐欺師の入川鉄巳(村上ショージさん)とコンビを組んでいた。そこへ石原さとみさん、能年玲奈さん演じる美人姉妹と姉の恋人(小柳友さん)が転がり込み、共同生活が始まる。しかし5人は人生を懸けて一世一代の大計画に挑むことになり……というストーリー。
石原さん演じるやひろの妹・まひろを演じた能年さんは「まひろはいろいろ(はっきりと)言っちゃう子で、阿部さんにこんなこと言っていいのかなと怖かった」と恐る恐る阿部さんに接していたことを明かすと、阿部さんは「能年さんは堂々としていましたよ」ときっぱり。石原さんも「能年ちゃんはテークを重ねても顔色一つ変えなくてすごいと思った」、村上ショージさんは「能年さんは私と似ている部分があって怒られていてもおいしそうにお昼ご飯を食べていました」と共演者が次々と"肝が据わった"能年さんの様子を明かした。能年さんは「落ち込んでいてもご飯はおいしいですよね」と"天然"ぶりを発揮し笑いを誘っていた。(毎日新聞デジタル)

阿部寛、初の詐欺師役に手応え「自分の中でも評価高い」

俳優の阿部寛が23日、都内で行われた主演映画『カラスの親指』(伊藤匡史監督)の公開初日舞台あいさつに登壇した。刑事役など"正義の味方"な印象の強い阿部が、同作で村上ショージと組んで初の詐欺師を熱演。「コンビネーションが楽しくて、初めてやった雰囲気の役なので自分の中でも評価が高いです」と手応えを語り、村上とそろって新喜劇ばりのズッコケもお披露目した。
阿部寛&村上ショージ、警備員に扮しドッキリ大成功
村上は「今回大役をいただきました監督、ありがとうございます、というかすいません。ご期待に添えたか分からないけど、皆さんに温かく包んでいただいて」と平謝り。撮影では一人セリフを覚えず現場に行き、「映画がまったくわからず、一人テンパって助監督とずっとセリフ合わせをやってて。気が狂いそうでした」とポツリ。それでも得るものが多かったようで「映画の楽しさを知って、これで芸能界を引退してもいいなと思いました」と冗談めかした。
伊藤監督のこだわりにより何テイクも重ねて撮影が行われたといい、阿部は「僕がタバコを吸うシーンあるけど、20テイクくらい行ったのでそこを楽しみに観てほしい」とアピール。石原さとみも「滑り台のシーン、あれはテイク重ねましたね……」としみじみ語り、小柳友も「牛乳を入れて飲むシーン。最終的に4リットルくらい飲んだ」と苦笑いで振り返った。
直木賞作家・道尾秀介の本格ミステリーを映画化した同作は、悲しい過去を背負い詐欺師になったタケ(阿部)と新米詐欺師のテツ(村上)のもとに転がり込んできた不幸な生い立ちを持つ3人が織りなす奇妙な共同生活と、一世一代の大勝負の行く末を描く。舞台あいさつにはほかに能年玲奈、伊藤監督が登壇した。

大島優子だけじゃない? 秋元才加も大泣き、柏木由紀も人間不信になりかけた映画『悪の教典』上映会

現在、全国映画館で公開中の『悪の教典』(三池崇史監督)の特別上映会が18日(日)に都内で行なわれ、AKB48のメンバー38人が参加した。
映画は伊藤英明演じる人気の高校教師・蓮実が、実はサイコパス(反社会性人格障害)という特殊な人格者で、小さなきっかけからその本性を現し、教え子達を次々に惨殺していくというサイコサスペンス。蓮実が生徒を殺していくシーンは衝撃的で、15歳以上しか見られないR15+指定を受けている。
上映会の終了後、主演の伊藤英明が猟銃を持ってサプライズ登場すると、メンバーは悲鳴をあげた。
伊藤英明といえば今から3年前、AKB48のシングル『涙サプライズ!』のミュージックビデオに参加したという縁。伊藤は当時のことを振り返りつつも「今や国民的アイドルグループになって、応援にかけつけてくれたのがうれしい」と話した。
柏木由紀は伊藤を前に、「『涙サプライズ!』でご一緒させてもらった時とは全然違って、人間不信になりそうでした」と話し、「驚きと衝撃の連続で思わず目をつぶってしまいそうになることもあったけど、この先どうなるんだろうと思って、一瞬でも見逃したくないと思って最後まで引き込まれました」と映画の魅力を語った。
秋元才加は「本人に犯罪者意識がないじゃないですか……。だからより怖いですね。今でも手がふるえてしまって。こういう怖い映画見るの初めてなので……」と目に涙。「さっき猟銃を持ってきた時に超怖くて……、めっちゃ怖かったです」と、伊藤のサプライズ登場のショックを引きずっていた。
いつもは男勝りのパフォーマンスを見せる秋元のまさかの涙に、会場にいたメンバーはビックリ。これには伊藤英明も思わず「ごめんね」と謝るしかなかった。
(取材・文・撮影/関根弘康)

武井咲&松坂桃李“初デート”は札幌 イルミネーションに大感激

[映画.com ニュース] 人気少女漫画を実写映画化する「今日、恋をはじめます」(古澤健監督)に主演の武井咲と松坂桃李が11月22日、北海道・札幌で開催された第32回さっぽろホワイトイルミネーション点灯式イベントに出席した。8日に都内で行われた完成披露試写会で、"恋愛"宣言したふたりが初デートの地に選んだのは、札幌。「イルミネーションデートが理想」と公言していた武井は、「桃李君と一緒に見に来られてうれしいです」と満面の笑みを浮かべた。
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累計発行部数900万部を突破した水波風南氏の同名漫画が原作で、恋愛と無縁のガリ勉女子高生・日比野つばき(武井)と、つばきのファーストキスを奪うチャラ男・椿京汰(松坂)が最悪の出会いを経て、反発しながらも強くひかれ合うようになる高校生の姿を描く。
ふたりの共演は、今作で3度目。初めて恋人役に挑んだが、8日の舞台挨拶では手をつなぎ「公開までの1カ月、武井咲に恋していきたい」(松坂)、「私もつばきとして、松坂桃李に恋を始めます!」と相思相愛ぶりを惜しげもなく披露していた。
松坂は、劇中で最も楽しかったデートシーンを「遊園地で乗ったジェットコースター」と述懐。「武井さんが役を通り越して素の状態になっていた。絶叫マシーンが苦手なので涙目になりながら乗っている彼女を見て、かわいらしいなあと思いました(笑)」と明かすと、詰め掛けた約1200人のファンから「付き合っちゃえ~!」と掛け声がかかった。
これには武井が、「付き合っちゃえ!? すごい歓声ですね」と苦笑い。それでも、「観覧車で桃李君演じる京汰が胸キュンな行動をしているので、ぜひ映画を見て楽しんでいただければと思います」とアピールを忘れなかった。
昭和56年にスタートし、日本一古い歴史をもつイルミネーションイベントとして知られる「さっぽろホワイトイルミネーション」。点灯式にゲストが登場するのは初めてで、大使に任命されたふたりが特別招待された。今年は42万個の電球が灯り、北の大地を美しく彩る。
「今日、恋をはじめます」は12月8日から全国で公開。