2012年9月29日土曜日

こんな映画は見ちゃいけない!(9/29)

本日、とりあげる作品は

「BUNGO〜ささやかな欲望〜」 です。

恋人、親子、隣人、知人、友人、夫婦、それぞれの関係の中から浮か
び上がってくる人間の真実。映画は日本の文壇に名を残した作家たち
の短編の中から素材を得、愛や嫉妬、劣情や憧れ、誤解といった感情
の行き違いを、6つのエピソードにまとめる。1編を除いて20世紀の前
半に舞台を設定しており、その当時の人々も現代人と変わらぬ苦悩を
抱いて生きていたことがしのばれる。もちろん技術文明の差からその
解決法はまったく違うしが、それでも人の考え方などいつの時代もあ
まり変わらないのだ。

「注文の多い料理店」は山に狩りに出かけた倦怠期の不倫カップルが、
慰謝料惜しさ・欲しさに自分から別れ話を切り出せないうちに辺鄙な
レストランに入る。口先だけの甘い言葉と裏腹に、ふたりともエゴ丸
出しにする姿が彼らの本性を衝いていた。

「乳房」は、胸が膨らみ始めた少年が、誰にも相談できずに悩むうち
に、近所に住む若妻のもとで女の体を知る。厳格な父親が思春期の息
子と夫を戦争に取られて若い肉体を持て余している妻の双方を案じて、
それとなくふたりに場を提供してやるという気配りを見せるあたりが
趣深い。

「人妻」は階下で夜ごとなまめかしい嬌声を上げる人妻の肢体に妄想
を抱く下宿人の欲望を掘り下げる。己の分身が耳元で "悪魔のささや
き"をするが、男はなかなか踏ん切りがつかない。その煮え切らない
様子はいかにも小市民的だ。

「鮨」は、すし屋の看板娘が常連客の老人に幼いころの思い出話を聞
かされる。食べ物への不潔感を拭えず卵と海苔以外口にできなかった
少年が、いかにして極端な偏食を克服したか。母の息子への愛情がノ
スタルジックに描かれる。

「握った手」は同級生に恋した大学生が、その思いを彼女にぶつける
が、一方で女給とも付き合っていたと告白する奇妙な味わいのある作
品。恋は考えてするものではなく直感でするものであると教えてくれ
る。

最後の「幸福の彼方」、見合い結婚した夫婦がお互いに隠していた秘
密を打ち明け合ううちに、相互補完のような過去が明らかになってい
くが、そこに至る夫婦同士の思いやりや愛情が濃やかなタッチでスケ
ッチされる。アコーディオンを弾きながら物を売る行商が昭和初期を
感じさせる。

「見つめられる淑女たち」と銘打たれた前半の3作品は、登場人物も少
なくロケやセットも小ぶりでコストをかけていない気がするが、「告
白する紳士たち」の後半3作品、とくに「幸福の彼方」は凝った作り。
ヒロインを演じた波瑠の凛とした美しさと奥ゆかしい笑顔が強く印象
に残った。

お勧め度=★★★(★★★★★が最高)

「BUNGO〜ささやかな欲望〜」
についての詳細は、

http://d.hatena.ne.jp/otello/20120831

を参考にしてください。

本日はもう1本

「アイアン・スカイ」 です。

月の裏側に築かれた忌まわしい鍵十字型の秘密基地。いまだヒトラー
とその後継者に忠誠を誓うナチの残党たちは世代を超えて生き残って
いる。だが彼らが説く理念は、近未来の米国大統領にとっても世界を
支配する力を持つ黄金の指環のように輝いて思えてくる。映画は地球
侵攻を目論む月面のナチと地球を守るべく協力する主要国のリーダー
たちを尻目に、謀反を起こそうとする野心家と彼の婚約者・黒人宇宙
飛行士らが入り乱れて壮大なスペースオペラの絶景を見せる。細部ま
で完成度の高い映像に、ワーグナーの旋律が見事にシンクロしていた。

2018年、月面探査に向かった黒人宇宙飛行士・ジェームズは、地球再
侵攻を目論むドイツ軍に捕えられて白人化された上、次期総統・アド
ラーとともに斥候としてNYに送りこまれる。

折しも米国は大統領選挙キャンペーンの真っただ中、アドラーの婚約
者・レナーテの友愛主義が選挙公報官・ヴィヴィアンのメガネに叶い
アドラーとともに選対スタッフに採用される一方で、ジェームズはイ
カれたホームレスに落ちぶれている。このあたり主要な登場人物のキ
ャラが立ちすぎて方向性がバラバラで、それが物語の進む先を予測さ
せない危うさと期待を孕んでいる反面、まとまりを欠いている。

フィンランド人のティモ・ヴオレンソラ監督はナチと米国に対する嫌
悪感をクールな笑いに包んでいるが、一発芸的小ネタの連続だけでは
なく、もっと練りこんだブラックジョークをカマしてほしかった。

お勧め度=★★*(★★★★★が最高)

「アイアン・スカイ」
についての詳細は、

http://d.hatena.ne.jp/otello/20120810

を参考にしてください。

2012年9月27日木曜日

こんな映画は見ちゃいけない!(9/27)

本日、とりあげる作品は

「ボーン・レガシー」 です。

凍てついた川の底にもぐり、酷寒の雪原を走り、むき出しの岩山を登
り、谷を飛び越える。その鍛え上げた強靭な肉体とあらゆる感情を抑
えた冷静な精神は、飲み薬によって維持されている。人間の限界を超
えるために政府機関によって生物学的に改造された殺人マシーン、だ
が、モラルに反する計画がばれるの恐れた上層部が彼の抹殺を図る。
映画はウイルスによって遺伝子レベルから強化された特殊工作員の、
アクセルを全開にするアクションを息つく間もない緊迫感で描く。

ジェイソン・ボーンの出現で暗殺者養成計画を破棄しようとする国家
調査研究所のリックは、最後の生き残りのアーロンにも魔手を伸ばす。
アーロンは、彼の血液サンプルを採取した研究者のマルタを訪ねる。

マルタもまたリックの組織から狙われ間一髪アーロンに助けられる。
もはや頼れるのはお互いのみ。アーロンは得意の偽装工作でリックの
追手をかわし、空港に向かう。何が起きているのか分からないが、確
実なのはじっとしていては殺されるということ。そんな状況で情報の
断片をつなぎ合わせてリック率いる国家権力の裏をかき真実に迫る過
程は、ミステリアスであるとともにスリリングだ。

そして、究極の心身増強ウイルスを注射したアーロンが超人的なダイ
ナミズムを身につけると、一気にギアチェンジする。「ボーン」の名
をタイトルに冠した以上最高のクオリティを求められる作り手側の熱
意とアイデアが見事に開花した作品だった。

お勧め度=★★★*(★★★★★が最高)

「ボーン・レガシー」
についての詳細は、

http://d.hatena.ne.jp/otello/20120811

を参考にしてください。

本日はもう1本

「王様とボク」 です。

"大人になんかなりたくない!"と叫ぶ若者は、己の行動に責任を取
る自信がないのだろう。体格は一人前たが気持ちは未熟なまま、何者
にでもなれるのに、何者にもなれずに終わってしまう不安が彼を苦し
めている。映画は、そんな学生が12年ぶりに昏睡から目覚めた幼なじ
みと再会し、大人としての自覚を持つに至るまでを描く。守るべきも
のができ、学校生活や恋人との関係に悩み、友情がやがて使命感に変
わっていく過程は、力強さともろさが同居するはかない世界。その中
で精いっぱい生きようとする主人公の背中が物悲しい。

18歳になったミキヒコは親友のトモナリ、恋人のキエらとつるんでい
る。ある日、幼稚園の時の事故でずっと昏睡状態だったモリオが覚醒
したのをニュースをみたミキヒコは、モリオに面会に行く。

ミキヒコは"事故に遭ったのは僕だったかもしれない"といつも自問
していたはず。忘れたいのに夢に見るのは、原因が自分にあったので
はと我が身を責めているから。だから、精神年齢は6歳のままのモリオ
を引き受けようとする。しかし、過ぎ去った時間は戻らない、かとい
って未来が明るく開けているとは思えない閉塞感だけが彼を苛む。

施設で暮らすモリオを連れ出すだけでなく、学校を辞めてまでモリオ
に寄り添おうとするミキヒコもまた親の離婚という形で家族を失って
いる。そのあたりの、将来への漠然とした恐れや年齢を重ねることへ
のやり場のない不満を払拭しようともがくミキヒコが切なかった。

お勧め度=★★(★★★★★が最高)

「王様とボク」
についての詳細は、

http://d.hatena.ne.jp/otello/20120926

を参考にしてください。

2012年9月24日月曜日

<宇宙刑事ギャバン>29年ぶり復活で初代・大葉健二がまさかの“蒸着”失敗


特撮映画「宇宙刑事ギャバン THE MOVIE」(金田治監督)で主演を務める"新ギャバン"の石垣佑磨さんと初代の大葉健二さんが24日、東京都内で開かれた同作の完成披露試写会に金田監督や共演者と登場した。
石垣さんと大場さんはギャバンの変身ポーズ「蒸着」をともに披露することになったが、大場さんが失敗。
大場さんは、金田監督に「なんでここで失敗するんだよ」と怒られながら、2度目は見事に成功させた。


「宇宙刑事ギャバン」は82~85年に放送された「宇宙刑事」シリーズの第1弾で、宇宙犯罪組織・マクーの手から地球を守るために、銀河連邦警察より派遣された宇宙刑事・ギャバン(大葉さん)の戦いを描いた作品。
「ギャバン」は1月に公開された映画「海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン THE MOVIE」に登場したが、単独作品として復活するのは29年ぶり。
映画「宇宙刑事ギャバン THE MOVIE」では、新主人公の十文字撃役の石垣さんと初代主人公・一条寺烈役の大葉さんが主演を務め、「宇宙刑事シャイダー」の最終話(85年)で共演したギャバン、シャリバン、シャイダーの3大ヒーローが27年ぶりに集結する。
新シャリバン(日向快)役を三浦力さん、新シャイダー(烏丸舟)役を岩永洋昭さんが演じるほか、滝裕可里さん、永岡卓也さん、森田涼花さんらも出演。


石垣さんは主演を務めることについて「話を聞いて、びっくりしました。
役作りのために一から鍛え直しました」と話し、新ギャバンと初代の違いを「ファイトスタイルがちょっと違います。
大場さんは空手、僕は自分がやっているテコンドーとキックボクシングを使います」と説明。
大場さんは、石垣さんについて「完璧。
『見て学べ』といっていた。
(共演を)心の中で楽しんでいた」とうれしそうに語った。
また、大葉さんは「初代、2代とどんどん続いていくことを願っています」とさらなる続編に期待を寄せていた。
映画は10月20日に全国で公開。
(毎日新聞デジタル)

ロマン・ポランスキー監督、ブロードウェイの舞台劇「ヴィーナス・イン・ファー」を映画化


映画『チャイナタウン』や『戦場のピアニスト』などでおなじみのロマン・ポランスキー監督が、ブロードウェイの舞台劇「ヴィーナス・イン・ファー(原題) / Venus in Fur」を映画化することがDeadlineや複数のメディアによって伝えられた。


舞台劇をロマン・ポランスキー監督が豪華キャストで映画化! 映画『おとなのけんか』場面写真



これは、ポランスキー監督と彼の長年のパートナーであるロベール・ベンムッサとアラン・サルドが企画している作品で、脚本はオリジナルの舞台劇を執筆したデヴィッド・アイヴスとポランスキー監督が共同執筆するようだ。
キャストは、映画『フランティック』や『赤い航路』などでポランスキー監督とタッグを組み、現在はポランスキー監督の妻でもあるエマニュエル・セニエと、映画『灼熱の肌』のルイ・ガレルが主役を演じることになっている。


オリジナルの舞台劇は、映画『ミッドナイト・イン・パリ』のニナ・アリアンダが主演し、彼女はこの作品でトニー賞を受賞していた。
そのストーリーは、ニューヨークのオーディション・スタジオで、劇作家兼演出家のトーマスは、作品に合う女優を見つけることができず帰宅しようとすると、突如女優が遅刻して現れる。
最初は、彼女を無視して帰ろうとしたトーマスだが、その女優はありとあらゆる手段を使ってトーマスを引き止め、いつの間にかトーマスは彼女に引き込まれていく。
オーストリアの作家L・ザッヘル=マゾッホの小説「毛皮を着たビーナス」を、現代風にデヴィッド・アイヴスが脚色していた。


撮影は、パリで11月から行われるようだ。
ちなみに、ポランスキー監督が当初メガホンを取る予定だったドレフュス事件を描いた映画『ディー(原題)/ D』は、この作品の後に製作することになったようだ。
(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

サン・セバスチャン映画祭が開幕!日本から『贖罪』『アシュラ』も参加!


スペイン・バスク地方で開催される第60回サン・セバスチャン国際映画祭が現地時間21日、開幕した。
開幕式には、オープニング作品『アムール(原題) / Amour』(ニコラス・ジャレッキー監督)に出演しているリチャード・ギアとスーザン・サランドンが駆け付け、映画祭に華を添えた。


同映画祭はスペインで最大規模を誇り、コンペティション部門の審査員には、ジュリー・テイモア監督、アカデミー賞外国語映画賞を受賞した映画『瞳の奥の秘密』のアルゼンチン俳優リカルド・ダリンなどそうそうたる面々が務めている。


さらに今年は節目の大会とあって、生涯功労賞にあたるドノスティア賞を5人に贈る出血大サービスぶりでも話題。
第60回記念特別ドノスティア賞にはオリヴァー・ストーン監督と、監督デビュー作『カルテット(原題)/Quartet』が招待上映されるダスティン・ホフマン。
通常のドノスティア賞にはジョン・トラボルタ、ユアン・マクレガー、トミー・リー・ジョーンズが選ばれ、それぞれ盛大な授賞式が行われる予定だ。


日本からは、世界の話題作を集めたサバルテギ部門に、WOWOWの連続ドラマを270分に編集した黒沢清監督『贖罪』と、ジョージ秋山原作のアニメ『アシュラ』(9月29日公開)の2作が参加。
21日深夜からは早速、『贖罪』がオールナイトで上映され、熱心な黒沢ファンが劇場に詰め掛けていた。


またこの日、国際批評家連盟に所属する批評家225人が選出した本年度の国際批評家連盟賞にミヒャエル・ハネケ監督『アムール(原題) / Amour』が受賞したことが発表された。
ハネケ監督は私用のため授賞式を欠席したが、ビデオメッセージで喜びのコメントを寄せた。
同作品は本年度カンヌ国際映画祭での最高賞受賞を皮切りに、米アカデミー賞外国語映画賞のオーストリア代表に選ばれるなど、本年度の賞レースを賑わせてくれそうだ。


第60回サン・セバスチャン国際映画祭は9月29日まで開催

福山雅治、5年ぶりに「ガリレオ」シリーズ復活! 『真夏の方程式』が映画化決定


福山雅治主演で、2007年10月に月9枠で放送され、瞬く間に人気となったテレビドラマ「ガリレオ」。
そして、2008年公開の映画『容疑者xの献身』から5年ぶりとなる、劇場版ガリレオシリーズ最新作『真夏の方程式』の製作がついに決定! 9月23日(日)に静岡県でクランクインを果たしていたことが明らかとなった。


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先日、発売された最新作「虚像の道化師ガリレオ7」(文藝春秋刊)はすでに発行部数30万部を記録、シリーズ累計発行部数は950万部突破している東野圭吾の原作「ガリレオ」シリーズの劇場版最新作となる本作。
"手つかずの海"と呼ばれる美しい海、玻璃ヶ浦。
その海底鉱物資源の開発計画の説明会に招かれた湯川は、「緑岩荘」という旅館に滞在することになった。
翌朝、緑岩荘の宿泊客・塚原が港近くの堤防で変死体となって発見される。
思わぬ形で事件に巻き込まれていく少年・恭平や環境保護活動にのめりこむ旅館のひとり娘・成実、秘密を抱えた伯母夫婦など複雑な因縁が事件と絡み合う中、湯川は一つの真相にたどり着く――。


天才だが変人の物理学者・湯川学が福山さんのハマり役となり、TVドラマは平均視聴率21.9%と高視聴率を記録、劇場版第1弾となった『容疑者xの献身』も興行収入49億円超えとこれまで高い人気を誇ってきた。
本作でも主人公・湯川は、もちろん福山さんが続投。
先日のクランクインを前に、「今作のテーマである"自然と人類の共生"に、天才であり変人の湯川はどういう考えをもっているのか? 僕自身もとても興味があります。
僕も湯川学も年齢を重ねているので、どう進化させられるかプロデューサー、監督と打ち合わせをしながら進めています。
進化した湯川学として、みなさんとお会いできることを心待ちにしながら、自分自身このテーマにどう向き合っていくのか、熟慮しながら撮影に望みたいと思います」と真摯なコメントを寄せている。


さらにプロデューサーの鈴木吉弘は、「今回は、ある殺人事件のために"子ども嫌い"の湯川学が、ひとりの少年と共に海辺の町で夏を過ごすことになる、という物語です。
2人の間にどんな化学変化が起きるのか? 『容疑者xの献身』から歳月を経て、演技者としても人間としてもさらなる成長をした福山雅治が魅せてくれる、新しいガリレオ。
実に、楽しみです!」と本作の見どころを明かしてくれた。


共演陣などはまだ明らかにされていないが、観る者を惹きつける個性豊かなキャラクター、予測できない奇想天外な謎、5年ぶりに福山さんが見せる新たなガリレオから目が離せない!



『真夏の方程式』は2013年初夏、全国東宝系にて公開予定。

松坂桃李&菅田将暉、去年のクリスマスは2人で車の中でチキンをかじる


やまだないとの人気漫画を映画化した『王様とボク』が9月22日(土・祝)に公開。
都内劇場にて行われた舞台挨拶にキャストの菅田将暉、松坂桃李、相葉裕樹、二階堂ふみ、主題歌を歌う「Good Coming」(桐明孝旨、原口知之、金井田健太)、メガホンをとった前田哲監督が登壇した。


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18歳の誕生日に恋人のキエと結ばれたミキヒコ、彼の親友で6歳のときの事故で12年間昏睡状態だったが、当時の心のまま意識を取り戻したモリオ、2人の共通の友人であるトモナリ。
子供のままでいたいと願いつつも、否応なく大人になっていく若者たちの心情を爽やかに切なく綴る。


本作で映画単独初主演を果たした菅田さん。
心は6歳のモリオを演じるにあたって「(周囲からの)見え方はすごく気にしました。
元々ファンタジーですが、12年の昏睡から6歳の心のまま目が覚めるということを想像すると、すごく楽しい思いが広がっていきました。
あとは考えたこと、監督と話したこと、現場で感じたことを持ちつつ、自由に6歳を楽しみました」と明かし、晴々とした表情を見せた。


モリオはブランコから落ちて頭を打って昏睡状態になるが、自身の6歳の頃について聞かれた菅田さんは「僕も6歳のときにブランコで遊んでて頭を打って、血を見て気絶して初めて救急車で運ばれたことがあって、台本を読んでビックリしました」と"デジャヴ(既視感)"に似た思いを抱いたことを明かした。


同じ問いに、松坂さんは「イタズラ好きの子供でした」と告白。
「住んでいたマンションの水道を管理するところに入って、いろんなボタンを押してマンションの全水道を止めたことがあります」と"武勇伝"を明かし会場を沸かせていた。


一方、相葉さんは「照れ屋で、お遊戯会でお母さんと一緒に踊るのが恥ずかしくて、みんな踊ってるのに僕だけボーっと棒立ちしてました」とふり返る。
そんな恥ずかしがり屋の子がよりによって俳優に…と突っ込まれると「いまも恥ずかしくてしょうがないですよ」と照れくさそうな笑みを浮かべていた。


紅一点の二階堂さんは「庭に桑の実があって、桑の実ばかり食べてる6歳でした」と語る。
自然の中で育ったたくましい少女だった? というMCの問いかけに「生まれも育ちもケミカルです。
自然工房的な要素はないんですが、桑の実は食べてました」とユーモラスな言い回しであっけらかんと語っていた。


撮影は昨年の年末に短期間で行なわれたが、松坂さんは「クリスマスイブに菅田くんと監督と3人でケーキを食べました」と報告。
菅田さんも「(松坂さんと)2人で車の中でフライドチキン食べたよね」と何とも男臭いクリスマスの思い出を明かす。


二階堂さんは人見知りということもあって、男性陣の輪の中になかなか入れなかったよう。
菅田さん、松坂さん、相葉さんが醸し出す和気あいあいとしたムードについて「"男の子になりたい"って初めて思いました」とうらやましそうに語っていた。


『王様とボク』はユナイテッド・シネマ、シネマート新宿ほか全国にて順次公開。

北米映画興行収入=「ボディ・ハント」など初登場3本が競り合い


[ロサンゼルス 23日 ロイター] 映画スタジオの推計に基づく9月21日―23日の北米映画興行収入ランキングは、初登場2作品が1300万ドル(約10億1500万円)で同額首位に立ち、3位も1270万ドルでクリント・イーストウッド主演の初登場作品が食い込むという拮抗した勝負となった。


1位は、刑事ドラマ「End of Watch(原題)」とホラー映画「ボディ・ハント」(日本公開11月17日)。


「End of Watch」は、創業2年目を迎えた独立系配給会社オープンロードにとって、過去最大のオープニング興収となった。
同社のトム・オーテンバーグ最高経営責任者(CEO)は、幅広い観客層にアピールできたことが成功の要因だと語っている。


一方、「ボディ・ハント」は、サバイバルアクション作品「ハンガー・ゲーム」(日本公開9月28日)で人気を集めた女優ジェニファー・ローレンスの最新主演作で、観客の61%が女性、70%が25歳以下となっている。


3位の「Trouble with the Curve」は、イーストウッド4年ぶりの主演作。
イーストウッドは、先月末に開催された米共和党全国大会で、ロムニー前マサチューセッツ州知事を支持するスピーチが注目を集めたばかり。


4位には、940万ドルでディズニーアニメ「ファインディング・ニモ3D」が入った。

北米映画興行収入トップ10


映画スタジオの推計に基づきロイターが23日にまとめた9月21日─23日の映画の北米興行収入トップ10(推定値)。
題名は原題。
カッコ内は前週の順位。
*は初公開。


順位



1 (*) End of Watch..........................1300万ドル



1 (*) House at the End of the Street........1300万ドル



3 (*) Trouble with the Curve............... 1270万ドル



4 (2) Finding Nemo (3D).....................940万ドル



5 (1) Resident Evil: Retribution............670万ドル



6 (*) Dredd.................................630万ドル



7 (NA) The Master...........................500万ドル



8 (8) The Possession........................260万ドル



9 (4) Lawless...............................230万ドル



10(5) ParaNorman........................... 230万ドル



[ニューヨーク 23日 ロイター]

2012年9月23日日曜日

多数のゲームキャラがゲスト出演する映画「シュガー・ラッシュ」のポスターが公開


2012年11月2日に全米公開、日本でも2013年3月に公開予定となっているディズニー新作映画「シュガー・ラッシュ」のポスターが披露されました。


【関連画像】



様々なゲームキャラクターがゲスト出演する事で注目を集めている本作。
映画の主人公ラルフ以外のゲームキャラクターを中心としたバージョンのポスターも制作されています。


「シュガー・ラッシュ」の日本公式サイトはこちら。
なお英語版の最新トレイラー及び前回のトレイラーの日本語版も公開されています。

柳葉敏郎、長さんとの秘話語る「癒されていました」


15年の歴史の完結編となる、現在公開中の映画『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』に出演する俳優・柳葉敏郎がORICON STYLEのインタビューで、故・いかりや長介さんとの撮影秘話を明かした。
ドラマスタート時から、キャリア組の室井慎次(柳葉)は撮影中も湾岸署の仲間になかなか入れず、離れた場所で一人待っていることも多かったと告白。
一人、高まる緊張感と対峙するなか、"和久さん"がふらりと側に来てくれることで「張り詰めたものがスーッと癒されていました」と、懐かしんだ。


【踊る特集】最後だから話せる、柳葉にとっての亀山Pは「越えなければならない師匠」



織田裕二演じる主人公・青島俊作を"サラリーマン刑事"として新たなヒーロー像を打ち出した同作だが、柳葉が演じた室井慎次はもう一人のヒーローだった。
柳葉といえばトレンディドラマの顔として、『すてきな片思い』(90年)や『29歳のクリスマス』(94年)など代表作では常に明るく熱血漢な役が多かったが、同作では一転。
口数も少なく冗談も通じず、眉間にシワを寄せた姿は、いつしか"柳葉=室井"として定着し、スピンオフ映画『容疑者・室井慎次』が公開されるほどの人気キャラクターとなった。


「室井はよく戦ってきました。
戦いっぱなしでしたね」と盟友の勇姿を称える柳葉。
「東北大の室井がキャリア組というのはありえない設定なんです。
そんな成り上がりの男ですが、僕が東京へ出て来たときと同じような想いがあるんじゃないかなと。
そういう気持ちをずっと忘れずに持って演じてきて、気がついたら15年経っていました」と、役への思い入れは深い。


『踊る』の出演者やスタッフはそろって「柳葉さんの時は話しやすいが、室井さんになると近づきがたいオーラがあった」と口にするが、本人は「それは勘違い」と笑う。
「テレビシリーズのスタート時から僕がどれだけ湾岸署の輪に入りたかったことか。
『なんでオレは輪に入れず一人なんだ?』と、結構つらい時間を過ごしてきました(笑)。
でも、室井を演じるためにはそうせざるを得なかったんですよね」。
作品を成立させるための演者との距離感だった。


「僕はいつも(撮影現場の)階段のところで座っていることが多くて。
時々、いかりやさんが来てくれて、競馬の話とか話し相手をしてくださるんです。
張り詰めたものがスーッと癒されていました」と目を細める。
劇中の「和久さん」と重なる温かい気遣いに助けられていた。


先日開催された公開記念の舞台あいさつでも織田が披露した"青島コート"が作品を象徴するアイテムの1つだが、室井にも同様にトレードマークといえる黒のロングコートがある。
「僕もあれがないと室井にはなれないですね。
青島と同様に室井にとって黒いコートはユニホームです」。
最後に、もう1度"室井慎次"へのオファーが来たら? と尋ねると「もちろんやります! 断る役者はいないでしょう」と満面の笑みをみせた。


1997年からスタートし、今や国民的ヒット作として誰もが知る作品となった映画『踊る大捜査線 THE FINAL あらたなる希望』は現在公開中。
7日の公開からすでに興行収入30億円を突破しており、新記録樹立に期待がかかる。

船越英一郎、高知県観光大使に立候補していた


俳優・船越英一郎が、高知県の観光をテーマにした映画『県庁おもてなし課』に、関ジャニ∞・錦戸亮演じる主人公の相談役として出演することが22日、わかった。
クランクイン後、船越は実在する高知県庁の「おもてなし課」を訪問。
観光振興部の課長に自ら「観光大使に任命してもらえる、なんてことはないんでしょうか?」と立候補するも「お役所なので、すぐに許可はできず…」とやんわり断られてしまったという。


【写真】ゆるキャラ"くろしおくん"と"坂本龍馬"に囲まれる船越



同作はフジテレビ系ドラマ『フリーター、家を買う。
』や、映像化が決定した『図書館戦争』などを手がけてきた作家・有川浩原作の同名小説を錦戸と、ヒロインに堀北真希を迎えて実写化。
船越は、物語のキーパーソンとなる、かつて高知にパンダを誘致しようとした伝説の県庁職員・清遠を演じる。


「この映画だけではなく、"おもてなし課"が主導となって、いろいろなドラマも高知を舞台にしていただければいいですよね。
ただ、僕が来ちゃうと、事件が起きちゃうんですよ(笑)」と、2時間ドラマの帝王と呼ばれる船越ならではの冗談を交えながらアピールした。


映画『県庁おもてなし課』は2013年5月に公開。
ことなかれ主義の職員たちと、やる気はあるが空気の読めない主人公・掛水史貴(錦戸)が地域復興を目指し、奮闘する姿を描く。
主人公の相談役となる船越は、斬新なアイデアで高知の活性化を図るも、周囲から反発を買ってしまいすでに県庁を追われてしまった元職員を演じる。

菊池亜希子、子役の大宮千莉と“初の七五三”


女優、菊池亜希子(30)が22日、東京・新宿武蔵野館で主演映画「よだかのほし」(斉藤玲子監督)の初日舞台あいさつを行った。


宮沢賢治の童話「よだかの星」をモチーフに、28歳の主人公が賢治の故郷、岩手・花巻市で生きる力を取り戻す物語。


舞台あいさつには、サプライズで共演した子役の大宮千莉が登場。
大喜びした菊池は、昨年11月の撮影中に大宮の7歳の七五三に立ち会ったことを明かし、「私は七五三をやってないんです。
次女なので、いろんなことに手を抜かれた」と笑わせた。

2012年9月22日土曜日

全日本プロレス武藤敬司、ケビン・ナッシュと15分1本勝負の舞台挨拶


[映画.com ニュース] 映画「モンスター・トーナメント 世界最強決定戦」と「カジノ・ゾンビ BET OR DESD」の特集上映を記念し9月22日、東京・シアターN渋谷にプロレスラーで「モンスター・トーナメント」に出演するケビン・ナッシュと、盟友であり特集上映の"公式レフェリー"を務めるプロレスラーの武藤敬司が来場。
"世紀の流血映画デスマッチ"と称して15分1本勝負の舞台挨拶を行なった。


【フォトギャラリー】武藤敬司とケビン・ナッシュ、その他の写真はこちら



ナッシュは、23日に横浜文化体育館で開催される全日本プロレス「40th Anniversary Year 2012 FLASHING TOUR」に出場するために来日。
かつて「nWo」で共闘し、一時代を築いた武藤とタッグを組むことになっている。
ナッシュが「こうしてまた日本に帰って来られて光栄です」と挨拶すると、プロレスファンで埋まった劇場は歓声に包まれた。


映画はミイラ男にバンパイア、オオカミ男といった怪物たちが、最強の座をかけてリング上で戦いを繰り広げる。
ナッシュはモンスターのひとり、ゾンビマンのマネージャー役で出演しており「楽しかった」と笑顔で語った。


日本のデスマッチ方式に影響を受けて製作されたという本作。
武藤は「子どもの頃はみんな、ドラキュラやオオカミ男、フランケンシュタインとかの怪物の中で誰が一番強いか? って考えるものだけど、それをプロレスのリングで戦わせるという非常にくだらない映画(笑)」とバッサリ。
見どころを聞かれても、「そんな気持ちで入れ込んで見る映画じゃないよ。
記憶に留めようなんてせずにカジュアルな気持ちで見て」と公式レフェリーらしからぬ脱力コメントで、会場をわかせていた。


ナッシュは、本作のみならず「ロック・オブ・エイジズ」でトム・クルーズのボディガード役を演じるなど、巨体を生かして様々な映画に出演している。
武藤も負けじと、「おれも『天地明察』に出ているし『ミロクローゼ』(山田孝之主演/11月24日公開)という映画にも出ている!」と強調。
だが、「天地明察」ではかなり出演シーンがカットされていたようで「セリフのあるシーンはみんなカットされていた。
むなしくてしょうがない! 時間だけは長く拘束されたのに」と怒りをあらわにしていた。


明日は太陽ケア&真田聖也という若いコンビとの対戦となるが、武藤は「ナッシュを呼んだ理由のひとつは、おれたちが生きた時代を見せたいという意気込み。
おれたちの時代のすごさを見せる」と決戦に向け気合い十分だった。


「モンスター・トーナメント 世界最強決定戦」「カジノ・ゾンビ BET OR DESD」特集上映は、シアターN渋谷で10月5日までの2週間限定で開催。

小百合、湊かなえさんと利尻登山を約束 木村氏は“大作節”全開


[映画.com ニュース] 女優の吉永小百合が9月22日、主演映画「北のカナリアたち」のトークショーを、原案となった「往復書簡」の作者・湊かなえさんとともにさいたまスーパーアリーナで行った。


【フォトギャラリー】吉永小百合、その他の写真はこちら



同作に衣装協力したアウトドア・ブランド「モンベル」のイベントで実現したもので、吉永は「モンベルの服は、冬の撮影でもビクともしませんでした」とまずは感謝。
それでも、体感温度マイナス30度という北海道・礼文島、利尻島での冬の撮影は厳しかったようで「言葉で言い表せないようなブリザードに見舞われたことがあって、全員で固まって耐えていたのですが、ほおはもちろんまゆ毛もまつ毛も凍ってしまいました。
何とか気持ちを奮い立たせて撮ることができました」と振り返った。


湊さんも冬のロケを見学し、「四方八方からの雪で目も開けられないほどで、黒のダウンを着ていたのですがそれが真っ白になりました」と感想。
その際には、吉永が雪をはらってくれたそうで、「吉永さんの気遣いに、心はポッカポカになりました」と笑顔で話した。


「礼文島、利尻島の美しい、素晴らしい自然が木村大作さんのカメラワークによって収められています。
私たち俳優も頑張りましたし、特に6人の子どもたちが一生懸命、美しい歌声を聴かせてくれます」とPRに努めた吉永。
クランクイン前日には、礼文島の高山植物レブンウスユキソウ(北海道固有種のエーデルワイス)を見に行き、「往復2キロほどの道を歩いたのですが、可れんな花がしみじみと素敵だなと思いました。
その光景は思い出となってずっと残っていくと思います」と語った。


登山が趣味の湊さんとは、一緒に利尻富士に行くことを約束。
雨女を公言する湊さんに対し、「湊さんの強じんな力について行きます。
その時は私が晴れ女なので、絶対に晴れさせてみせます」と宣言していた。


この日のトークショーは2部構成で、第2部には撮影の木村氏が登場。
いきなり、「小百合さんがいなくなったら、随分と少なくなっちゃったなあ」と毒づき、会場の笑いを誘った。


その後も独壇場でトークを展開。
会場内で1000円の特別前売り券が売られていると、「(シニア料金の)1000円で見られる人がいっぱいいるな」、出演した満島ひかりについては、「顔を見て相当に自己主張が強い女だなと思ってそう言ったら、『木村さんほどじゃありません』って返された。
彼女はこだわりがあるから、努力すれば小百合さんほどじゃないけれど、十朱幸代くらいにはなれるかな」と言いたい放題だ。


そして、「小百合さんの映画はそれなりに客が入るけれど、僕が撮っているからもっと来てもらわなければ困る。
次の仕事がなくっちゃうから」としっかりアピール。
終了後、前売り券の特典ポスターにサインをすると告げると、販売ブース前には長蛇の列ができていた。


「北のカナリア」は、北海道の離島の分校の教師と6人の生徒たちが20年後に再会し、その間に秘められていた真実が解き明かされていく人間ドラマ。
11月3日から全国で公開される。
配給の東映によれば、利尻島で11月3~5日、礼文島で同月6~8日に公開されることも決まった。

『ブロークバック・マウンテン』のジェイク・ギレンホール、役作りのためにロス市警の巡回に同行した際、殺人事件を目撃した事実を告白!


2005年の映画『ブロークバック・マウンテン』でアカデミー助演男優賞にノミネートされたジェイク・ギレンホールが、9月21日より全米公開される映画『エンド・オブ・ウォッチ(原題) / End Of Watch』の役作りのため、ロス市警の巡回に同行した際に殺人事件を目撃した事実を、HitFixの取材で明かした。


ジェイク・ギレンホール出演 映画『ブロークバック・マウンテン』写真ギャラリー



本作は、映画『フェイクシティ ある男のルール』などのデヴィッド・エアー監督作品で、ギレンホールと映画『リンカーン弁護士』『ペントハウス』などのマイケル・ペーニャが演じる二人のロス市警が、通常の巡回で現金と銃を押収した暴力グループから仕返しに命を狙われるというストーリー。


撮影日数が22日のインディー映画ながら、撮影準備に5か月を費やし、週に2、3度、午後4時から翌朝の4時までロス市警の巡回捜査に同行したり、ほぼ毎日戦闘訓練を受けたという。
そこで、初めて巡回に同行した際、殺人事件を目撃したと告白。
そのほか、DVから車泥棒まで、様々な犯罪行為を目にしたことは、人生観を変えてしまうような体験だったそう。
「一つ一つのプロセスで、必ず何か新しい自分にぶち当たった。
世界がまるで違って見えたよ」とギレンホールはコメントしている。


『エンド・オブ・ウォッチ(原題)』の日本公開は未定。
(鯨岡孝子)

人気モデル出身の菊池亜希子、女優としても絶賛! 監督からベタ褒め


22日、宮沢賢治の童話をモチーフにした映画『よだかのほし』初日舞台あいさつが都内で行われ、主演の菊池亜希子が斉藤玲子監督と共に登壇し、演じた役への思い、宮沢の故郷である岩手県花巻での撮影の思い出などを語った。


映画『よだかのほし』初日舞台あいさつフォトギャラリー



本作は父との死別というつらい過去のため、故郷である岩手県花巻市への思いを断ち切るように生きてきたヒロイン・トワ(菊池)が、10年ぶりに帰郷したのを契機に、自分自身を見つめ直していく姿を温かくつづっていくヒューマンドラマ。
撮影は2011年9月、花巻祭り期間中の岩手県花巻で、宮沢賢治ゆかりの地を中心に行われた。


人気モデルでもあり、今作が『森崎書店の日々』に次ぐ長編映画主演作となる菊池は「最初に脚本を読んだとき、全く違和感がなかった。
同じ年代のトワが自分の延長のようなキャラクターだったので(演じるのは)逆にしんどかった。
役と一緒に悩みながら成長したと思います」と今回のヒロインが自身とかなり近いことを明かした。


さらに菊池は、花巻での撮影を振り返り、「実際の花巻祭りの中でゲリラ撮影をしたのですが、真っ暗な路地で走っているとき、撮影中にカメラマンが転んで、わたしがその上に乗っかってしまい、カメラが壊れてしまったことがあります」と笑いながら苦労話を語っていた。


斉藤監督は、そんな菊池について「菊池さんがモデルだということは知らなかった。
ヒロインが28歳の女の子という設定を考えたとき、映画に出ていらした菊池さんの写真などを見ていいなと思い、オファーしました。
慌ただしい撮影現場だったけど、菊池さんはすんなり(役柄の)心情を理解してやってくれていました。
モデル出身とは感じず、女優さんとして素晴らしかったです」と絶賛していた。


トーク終盤には、共演した子役の大宮千莉がサプライズで登場。
菊池は「大きくなったね~」といとおしそうに大宮の頭をなでて再会を喜んだ。
そして最後に菊池は「普段は気付かないけど、自分自身がふるさとに支えられて立っていることを改めて思い出させてくれる作品だと思っています。
観てくださった皆さんが、自分のふるさとは何かなと考えていただけたらうれしいです」と笑顔で呼びかけた。
(古河優)



映画『よだかのほし』は新宿武蔵野館ほかにて全国順次公開中

篠原涼子 第2子男児出産後初の公開アフレコに「恥ずかしい~」


18日、都内で、アニメ映画『ONE PIECE FILM Z』の公開アフレコが行われ、女優の篠原涼子(39)が登場した。


大ヒットアニメ『ONE PIECE』の劇場版第11作となる本作。
全海賊抹殺を企む伝説の元海軍大将・ゼットに立ち向かう主人公ルフィの姿を描く。


主人公・ルフィたちに迫るセクシーな敵役・アインの声を担当した篠原は、今年2月に第2子男児出産後、初の公の場。
アニメの声優は「ほぼ初めて」で、こうした場も次男の出産以来「ひさしぶり」とのことで、しきりに「恥ずかしい~」を連発し台本で顔を隠す場面も。
篠原は「声優の仕事をやってみたいと思っていたところ。
プレッシャーに負けながらも意外と楽しくて、機会があったらまたやりたい」と笑顔で話した。


4歳になる長男も『ONE PIECE』のファンだといい「グッズが部屋にたくさんあります。
この仕事のことを話したらすごくテンションが高くなって、グッズをおねだりされましたけど、『頑張って』と言ってくれました」とエピソードを披露。
2児の母となっての生活については「奮闘中です。
苦労はなく楽しいです」と充実した表情を見せた。

<20世紀少年>テレビ特別版を3週連続放送


08~09年に3部構成で公開されヒットした映画「20世紀少年」を再編集したテレビ特別版「20世紀少年 サーガ」が、日本テレビ系の「金曜ロードSHOW!」(午後9時~10時54分)で10月12日から3週連続で放送されることがわかった。
劇場やDVDでも使用されていない映像も公開される。


【写真特集】「20世紀少年 サーガ」の場面カット



「20世紀少年」は、週刊ビッグコミックスピリッツ(小学館)で連載された浦沢直樹さんのSFマンガが原作。
主人公のケンヂたちが小学生だった1969年に地球の滅亡について書いた「よげんの書」が、謎の人物「ともだち」によって、20世紀末に実行され、滅亡への道をたどるというSFサスペンス。
映画は、唐沢寿明さんや豊川悦司さん、常盤貴子さんらが出演した。


また、データ放送を利用し、視聴した時間に応じてたまる「視聴ポイント」で応募できる豪華景品が当たるプレゼントも実施。
日本テレビが開発した世界初となる放送通信融合型のソーシャル試聴サービス「JoinTV」とも連動し、データ放送を見ながら友人とコミュニケーションをとることもできる。
(毎日新聞デジタル)

【TGS 2012】フルCG映画第2弾「biohazard DAMNATION」記者発表会 ― 神谷監督と小林Pが魅力語る


フルCG長編アニメーション第2弾「biohazard DAMNATION」記者発表会が東京ゲームショウ2012メインステージで行われました。
その様子をレポートします。


【関連画像】



ステージには第1弾「biohazard DEGENERATIONS」の監督を務めた神谷誠氏と『バイオハザード』シリーズのプロデューサー小林裕幸氏が登場。
『BIOHAZARD 5』と『BIOHAZARD 6』を繋ぐ世界観が描かれたという本作についてトークが行われました。


■製作の経緯

小林氏:前作のヒットを受けて2008年の年末ぐらいに神谷監督に「次、どうですか?」と話したところから始まって、脚本の菅さんも含めて製作が始まったのが2009年になります。


■舞台設定は神谷監督のアイデアから

神谷氏:民族紛争や内戦や貧困が耐えない東欧の架空の国が舞台となっています。


小林氏:前作がアメリカだったので、今回は違う国をお願いしたところ「東欧どうですか」とお返事が返ってきました。


神谷氏:別の映画の仕事でポーランドに赴いたんですけども、古い石畳の町並みにゴシックホラー的な雰囲気がありつつも新しい建物も混在している。
さらには旧ソ連の影響下にあったので軍事色も強いという印象もあったので、「これはバイオの世界観にピッタリなんだろうな」と発想しました。
今作ではロケハンにウクライナに行って非常に参考になりました。


■時代設定について

小林氏:現代とそんなに離れているわけではありません。
劇中では年号は言っていませんが、2011年の設定で、唯一違うところはバイオテロが起きているという部分ですね。


ここでシートが用意され、着席してのトークとなり本作のCG映像の制作過程が映像とともに紹介されました。
モーションキャプチャのマーカーをつけた俳優の近くで熱心に指導する神谷監督。
マーカーをつけていなければキャプチャに支障がないんだそうです。


■ファンの声からエイダの出演を決めた

アメリカで開催された「Comic-Con International(通称コミコン)」の映像では、小林氏が500人のファンとパネルディスカッションをするシーンが見られました。


小林氏:こういった機会は大事で、前回「biohazard DEGENERATIONS」で行った時に、レオンが出るのにエイダはなんで出ないんだという反響がすごかったので監督と話をして今作でエイダを出すことを決めました。
実はリッカーも前回出したくても出せなかったんですけど、すごい人気があったので出すことになりましたね。


神谷氏:レオンも歳とってきまして、特報を出したときに「レオンひげ生えてるじゃん!」なんて声もいろいろ(笑)。


小林氏:『BIOHAZARD 2』のときには新米警官だったんですけど、いまはたくましいエージェントになって活躍してますね。


記者会見最後に神谷氏は「映画だけ見てもすっごいおもしろいと自信があります。
ゲームファンのかたがたも、ゲームの世界観を守ったつくりになっていますのでストレスなく楽しめると思っています」とコメント。


小林氏からは「実写の映画もありますが、こちらはゲームの世界観で作られたCG映画というところです。
『BIOHAZARD 6』をやってから映画を見に行くと、レオンとエイダはこういうつながりがあって『6』に繋がっていたんだと楽しめると思います。
そして、映画だけを見た人もレオンの後日談として『6』を遊んでいただけたらプロデューサーとしてこんな嬉しいことはありません。
3Dで観賞できるのは日本だけなので、ぜひ観に行っていただければと思っています」と記者発表を締めました。


「biohazard DAMNATION」は、10月27日より全国ロードショーとなっています。


(C)2012 カプコン/バイオハザード CG2 製作委員会